親孝行とは。家族の仕事の関係で高校のときから親元を離れて暮らした私には、親孝行といっても、
10代: とりあえず悪いことはしない。親と離れていてもしっかり勉強する。
20代: (仕事に夢中でほとんど考える暇がない。)せいぜい年に1度の帰省をする程度。
30代: (仕事+結婚+子供の誕生でますます余裕がない。)自分の家庭を作り上げることで間接的に親孝行してるつもり。
といった程度のことでした。
40代に入ると、日常の些細なことで「自分も年をとってきたなぁ」と実感することが増えてきました。それと同時に、バブル後の出口の見えない不況の中で15年間精一杯働いてきた疲労感や、年金問題に象徴される将来の不透明感など、気がつくと年相応に様々なモヤモヤを抱えるようになっていました。
そんな中、仕事と睡眠と家族との時間の確保だけで24時間がいっぱいの毎日を繰り返す中で、この先自分が60歳になったら何が残る?それから死ぬまでの間で何をする?と考える機会がありました。自分にできそうなボランティア活動なども調べはじめましたが、なかなかピンと来るものもなく、そんな中で思い立ったのが、まずはパソコンに弱い(失礼)自分の親世代の生活を、インターネットという便利な道具を使って豊かにする手伝いができないかということでした。
気がつけば自分の両親も既にシニアと呼ばれる年齢になっていました。今のところは元気に第二の人生を楽しんでいますが、ちょうど父も母も入院することがあったりして、60代以降の自分とイメージが重なってきたのかもしれません。インターネットを自在に使える自分と違い、両親はどうしてるんだろう、ネットが自在に使えれば、今後何か不便な状況が起きたときでも、退屈せずにまた便利に暮らしていけるのでは……そんな気になったのかもしれません。
喫茶店を経営する友人にそんな話しをしたところ、そういう気持ちなら素直に「親孝行」というキーワードはどうだ?とアドバイスされました。インターネットで検索すると、「親孝行」というキーワードは意外にマイナーなことがわかりました。検索結果に出てくるのは個人のホームページやブログの切れ端程度で、親孝行を正面から取り上げたサイトなどほとんど皆無。少なくともインターネット上ではほとんど死語に近いことがわかりました。
これでサイトの名前はネット上で珍しい「親孝行」に決定。幸い妻はHTMLが使えサイトを立ち上げるノウハウがあったので協力を頼み、あとはインターネットやってみたいことやニーズを親からの聞き出し、定年後の生活についての数冊の本を読んで得たヒント、自分なりの思いなどを積み上げて、コツコツと作り上げたのがこのシニア世代のパソコン初心者向けの生活提案サイト親孝行.comだったわけです。
サイトを立ち上げてまだ半年弱。ページ毎の閲覧状況のデータや、時折寄せられるシニアの方からのご意見などを参考に、できるところまでこのサイトを発展させながら続けて行きたいと思っています。
このページをご覧のシニア世代の方はもちろん、親孝行を意識する子供世代の方々からも、親孝行.comについてのご意見を募集中です。親孝行についての皆さんの意見やアイディアなども歓迎です。今後も親孝行.comと宜しくお付き合い下さい。
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